2011年11月2日水曜日

平日ランチ

現在、私は平日がお休み。平日休みの利点は「旅行が安い」「美術館や映画館が空いている」「役所や銀行などの手続きに困らない」などなどありますが…

いちばんの楽しみは何と言っても「のんびりランチ」でございます。

幸いにも、専業主婦に在宅ワーカーや産休中、同じように平日休みなどの比較的時間に融通の利く友人が数人おりまして、一緒に楽しんでくれる相手にも事欠きません。

そんなこんなで、先週今週と2週続けてランチをしてまいりました~
相手はどちらも30年来の友人たち!それぞれの都合で、仲間うちで2回にわたるランチと相成りました。

先週は4人プラスBabyくんで、
自由が丘ダイニングGarden http://www.from-the-garden.com/ へ。
駅からはちょっと歩きますが、Baby&バギーOK、テラス席ならワンちゃんもOK。
自由が丘らしい雰囲気のお店です。
1000円の平日限定ランチにオードブル5種(300円)をプラス。食べ応えのあるメニューでした。
 

残念ながら、デザートのプリンが売り切れ!だったので、
駅近(というか駅横)のTWGティーサロンへ移動。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13110903/
http://www.twgtea.com/
「ケーキ食べる?どうする?」「こんなにあるお茶の中からどれを選ぶ?」と散々迷いましたよ~
でも、迷った甲斐のあるティータイムでした!


そして今週は朝、メールを受け取って即決のランチ。楽しい時間のためにはフットワークも軽いカルイ。
最近の中目黒はお店も増えているけど、会社員人口も増えていて、いろんな意味でランチ激戦地区です。それなので、念のため予約を入れました。
駅で待ち合わせして向かった先は、目黒川沿いの
ユィット中目黒 http://ctn139.com/shop_huit.html
サラダ、パン、ドリンク付のプレートランチ(1050円)をオーダー。
本日のメニューは「豚ばら肉のクリーム煮」
食後まだ時間があったので、追加でデザートも。


のんびりランチの楽しさは、デザートまでゆっくりできることと取り留めのないお喋り。
至福のひとときです。

2011年10月12日水曜日

秋になってしまいました・・・

なんと!3ヶ月も更新していませんでした。夏中放っておいたということですね。
朝晩はすっかり秋、虫の声も聞こえてきます。

3か月分の日々をまとめると…「初と再」ですかね~。

この夏は、初経験(テレビ生放送出演!!)やたくさんの出会いがありました。
一気に私の世界が広がった感じがあります。

その一方で、20年ぶりという長い期間をはじめとした再会もたくさんありました。

この夏の日々を糧にして、秋から冬に向けて走っていきますよ~!!
更新もマメにします!!!

2011年7月24日日曜日

こんなの食べて来ました~犬山旅行番外編その2

Hidetakaさんからいただいたランチのヒントは「田楽」 う~ん、私好み^^

電車に揺られること約40分、名鉄犬山駅に到着。早速、一人旅お約束の観光案内所へ参ります。ゲットするのは地図&情報です。迎えてくださったのは元気なお母さんお二人、地図をいただいて見所を伺います。そして…「田楽がおいしいと聞いたのですが、オススメのお店はありますか?」と質問。田楽を食べられる数件を教えていただきました。

一人旅のときの食事って重要なんです。「一人で入って侘しくない」「おいしい」「お手ごろ価格」などなどという条件をクリアしているお店ってなかなか見つけづらい。

その中から私が選んだのは、こちら

豆腐カフェ浦島 http://inuyama.gr.jp/gourmet/1826 お豆腐屋さんがやっているカフェらしいです。


オーダーしたお料理は「玉手箱ランチ」1500円

 


豆腐を使ったお料理を中心に全品。田楽はもちろん、他のお料理も美味~多すぎず少なくもない量でペロリといただきました!ちなみにデザートのシフォンケーキは豆乳を使っているそうです。

美味しい上に、お店も店員さんの雰囲気も良い、大正解ランチとなりました。
もし犬山へ行くことがあればぜひ!!

2011年7月22日金曜日

こんなもの食べて来ました~犬山旅行番外編その1

時間が経つのがあっという間すぎて…大興奮の犬山旅行から1週間以上が経ってしまいました。

貴重な天守閣を見たり、素敵な建物の並ぶ魅力的な町を歩く 私にとってはこの上ない幸せな旅なのですが、旅にはもう一つの楽しみがあります。
それは「食べること」 これが目的の旅をすることもありますからね~。

さて、今回の旅は何を?
城フェチ一人旅でしたので、時間と費用の節約で交通機関は夜行バスを利用しました。東京方面から犬山へ行くバスはないため発着は名古屋。そこから40分くらい電車に乗って犬山へ向かうスケジュールでした。
「朝、名古屋に着くんだよね」と思い、ハッと!名古屋といえば「モーニング」が有名ではないですか。以前、名古屋出張のときに1度トライしたことがあるのですが、かなぁあり時間が経過していてどんなだったか覚えてないんですよね。
「せっかく朝に名古屋到着なんだから、全国にその名を轟かす名古屋モーニングを味わいたいなぁ」と思うのは自然なことですよね~(え?そうでもない?)「しかし、どこで食べるんだい?」と暫し思案。
「そうだ!」ということで、Facebook友だちで名古屋在住のHidetakaさんに「オススメ教えてください」とお願い。すると…なんとなんと出勤前にモーニングにお付き合いくださるという優しくありがたいお言葉。ここはすっかり甘えてしまいました。
朝7時、平日で出勤らしき人も多数行きかう名古屋駅太閤口で待ち合わせ。Facebookで拝見している通りの笑顔でHidetakaさんが登場。「朝から申し訳ないです…」とご挨拶もそこそこにおすすめモーニングを目指して歩き出します。
歩くこと10分弱、雰囲気の良い広々とした喫茶店に到着しました。「好き嫌いはありません。わからないのでオーダーはお任せします」と丸投げ状態の私。お互いの話をしているうちにまず運ばれてきたのは野菜ジュース。トマトベースですがさらっと飲みやすい!
次にコーヒーと一緒に現れたのはトースト。でもその上にのっているのはジャムやチーズではなく、黒紫に光る「あんこ」 お~これぞ名古屋モーニングの真打「あんトースト」です。しかもこのあんこはこちらのホームメイド、お豆の形がゴロッと残ってます。私の朝食はいつも甘いものなので、すご~く幸せな気分^^さっそくいただきますぅ。
パンのトースト加減もほど良くパリッ&フワッで、バターの塩分とあんこの甘さが絶妙な具合…あんこたっぷりの厚切りトーストをペロッと平らげてしまいました。
コーヒーのお替りをいただき(お替り自由でした)満足マンゾク。お支払いは¥520でした。


お腹もいっぱい、ランチのヒントもいただいて、いざ犬山へ!


Hidetakaさん、出勤前の貴重なお時間ありがとうございました~

2011年7月14日木曜日

天下を見下ろす…

気がついたら、1ヶ月も更新していませんでした…

昨日は旅に出ていました。大好きな「お城旅」(やはり一人旅でした)―今回は「犬山城」
1537年、織田信長の叔父・信康による築城。国宝4城(犬山、彦根、姫路、松本)の中で最も古い城です。本州の真ん中・濃尾平野の木曽川沿いに建つこの城は、戦国時代から幾度となく歴史を動かす場所として登場します。また、7年前までは最後の城主・成瀬家の個人所有という珍しい国宝です。
大きくはありませんが、貫禄のある佇まいです。

天守閣からは濃尾平野が一望、天下を見下ろす気分を味わえます。


この犬山はお城のほかにもう一つ国宝があります。織田信長実弟の茶匠・織田有楽斎が建てた茶室・如庵。

京都建仁寺に建てられたものですが、隠居所の正伝院書院(重要文化財)と共に有楽の故郷・犬山に移築、有楽苑として残されました。

その他、有形文化財として残る呉服商の町家・旧磯部邸をはじめとする古い建物が多く残る町並みは、「建物好き」には堪らない場所です。

今回の犬山で、国宝4城制覇!城フェチとして次に目指すは、現存天守閣12城制覇ですかねぇ?

2011年6月16日木曜日

お伊勢参り その3

伊勢旅行2日目は、いよいよ旅の本題「伊勢神宮」です。
お参りの順番としては「内宮→外宮」が正しいのですが、時間が微妙な感じ…ということで、内宮へ先に行くことに。
鳥羽からバスに揺られて約40分。バス停から歩いて間もなく、宇治橋が見えてきました。この橋から向こうが内宮です。
橋を渡り神苑を進んでいくうちに、なぜか足元が暖かくなるような感覚…手水舎で手と口を清めて第一鳥居をくぐります。五十鈴川岸の御手洗場でしばし川の流れと森の緑を堪能。そこから更に奥へ奥へ。


すると足元に感じていた暖かさが腰から背中へ上がってくるのを感じます「これが、この土地が持っているパワーなのかな」
第2鳥居をくぐり、森を進んでいきます。その一番奥にある石段のその上に目指すご正宮が。石段を上り、神殿を目の前にしたときの感覚は、今までに感じたことのないものでした。


その後に二つの別宮にお参り…そして宇治橋を渡り、現世に戻って来ました。

その後は鳥居前町として栄えてきたおはらい町~おかげ横丁へ。お約束の赤福で一息して、お土産をゲット。名物の大あさりや伊勢うどんを味わいました。


「心もお腹も大満足、まだ時間もある」順番はちょっと違うけど、せっかくなので外宮へもお参りすることに。バスに乗って約10分、外宮へ到着。

内宮に比べると小じんまりしているけれど、やはりここでも足元から伝わる暖かさ…

今回は「土地が持っているパワーってあるんだなぁ」と実感。そういうものを感じることができたことがとても嬉しい旅でした。

さ、次はどこへ行きましょ?

2011年6月2日木曜日

お伊勢参り その2

お腹が満足した私たちは、次なる目的地「賓日館」へ。
ここは明治20年建設の皇族・賓客用宿泊施設で、国の重要文化財に指定されています。
http://hinjitsukan.com/index.html
建物好きの私としては、是非とも見てみたかった場所です。

入った瞬間からテンションは上がりっぱなし。「素晴らしい」の一言です。明治~大正期に建てられた建物って、どうしてこんなにセンスが良いのでしょう。
庭の造作、建具や欄間なども細部まで美意識が行き届いていました。


 




そして特筆すべきは、風通しの良さと陰影の美しさ!
海からの風が建物の中を抜けるようにできていて、冷房要らずなんだろうなぁ。
そして、暗い場所では影の美しさを、明るい場所は光を利用して建物内部の美しさを際立てています。
今だからこそ、見習いたい生活スタイルですね。やはり、今の日本明るすぎな気がします。

気がつけば、撮った写真は120枚…興奮しすぎですって?!

賓日館を後に、1日目のメインコース「二見興玉神社」を目指します。太平洋から吹く強風の中を歩くこと5分。見えてきました・・・


夫婦岩です。青い海に仲良く並ぶ二つの岩にイイ女3人の幸せをしっかり祈願しましたよ。


お伊勢参り その1

先週の水曜木曜、かねてから行きたいと思っていた「伊勢神宮」へようやく行ってまいりました。今回の旅は、毎月恒例「イイ女の会」の特別バージョン!なので、一筋縄ではいかない爆笑旅とはなりましたが・・・

品川から新幹線に乗ることになっていたのですが、その日に限って山手線、京浜東北線などなどあちこちで遅延が発生。かなり本気で「新幹線に間に合わないかも」と焦りました。とは言いながら、ホームでお茶を買う時間もあり無事に新幹線乗車!そこからは「喋る、飲む、食べる」の3拍子で、あっという間に名古屋到着。名古屋駅でもちょっとバタつきまして・・・でも特急みえ号に乗車、約2時間で第一の目的地「二見浦駅」に辿り着きました。
二見浦駅は無人駅、なんとも長閑な空気が漂っていました。


ちょうどお昼時、目指すは洋食「扇屋」さん。松坂牛のハンバーグ定食!フワ~ッとした食感がたまりませんでしたよ~。

腹ごしらえもばっちり!次に目指すは国指定重要文化財である「賓日館」 
こちらのお話は次へつづく

2011年5月19日木曜日

3日おき

仕事のある日は、母が用意してくれた夕食を食べるのが基本。とても助かっています。
でも、お料理は私にとって欠かせないこと、なのでお休みの日くらいは作りましょうと心がけています。
とは言うものの、予定が入ったりするので「毎週必ず」は難しいのです。

が、先週今週はお料理の時間がとれたので、しっかり楽しみましたよ~。
しかも日曜日には、中目黒こまち会 in O-chan宅があったので、3日おきにお料理してました。
しかも3回ともイタリアン♪

先週木曜日:タケイファームから届いたアーティーチョーク(イタリア語carciofo)を使ったパスタ
家にあったツナ缶とプチトマトを組み合わせました。


日曜日:中目黒こまち会では、旬のソラマメを使ったパスタ。えびと組み合わせてさっぱり塩味です。お喋りの時間がほしいので、簡単カンタンなメニューにしました。


本日:こちらも旬のアスパラガスとアサリ。母がリゾットを食べたいというので、久しぶりのリゾットです。


おいしくて手に入りやすい旬のものを使うお料理は、季節感&味が思う存分楽しめます!!
それにしても、3日おきにイタリアンなんて久しぶり。

2011年5月12日木曜日

これぞ日本のセンス!

一昨日の夜からの雨、よく降りますね。昨日はかなり本格的に降っていて、お休みを「これ幸い」と1日中、家で過ごしました。
今朝は霧雨という感じだったので、チェックしていた美術展へ。

目黒区美術館(目黒駅から徒歩10分)で開催中の
「包む―日本の伝統パッケージ展」

当初4月3日までの予定で、時間が取れずに「行かれないなぁ、残念」と思っていた展示だったのですが、5月22日まで会期延長となっていたのです。「我が家からは徒歩10分弱、この程度の雨ならば」と行ってまいりました。


エントランスすぐの展示はなんと「菰樽」 鏡開きで見る日本酒が入ったアレです。「これってラッピング?」と思ったのですが、よくよく考えてみると「木の樽を藁の菰で包んでいる」のでラッピングなんですよね。今まで近くでまじまじと見ることはなかったのですが、上部の重ね方や縄の編み方掛け方に至るまで惚れ惚れするような美しさ…
最初の展示から「やられた!」という感じです。

2階展示室は「木」「竹」「笹」「土」「藁」「紙」と素材別の展示。お菓子や鮓、酒などの食品パッケージが中心で、私としては嬉しくて楽しい展示でした。

特筆なのは、「結納品一式」の展示。和紙を使った包みと精巧な水引は豪華で圧巻!現在の生活には不釣合いなのかもしれないけれど、何かの形で残しておかなければならいと思いましたね。

日本のラッピングって「過剰包装」と思うことも多いけれど、今回の展示を見て、「日本人は、おもてなしや感謝の気持ち、贈るもののストーリーを表現する手段としてラッピングを大切に考えてきた」と感じました。
そして、素材使い、デザインなどに顕れるセンスは素晴らしい!これも日本の伝統美のひとつですね。

包む―日本の伝統パッケージ展  目黒区美術館にて5月22日(日)まで開催
http://mmat.jp/exhibition/archives/ex110210-2

2011年5月5日木曜日

はじめてみました

私の毎日は「食」と密接に関わっています。お仕事はスパイス、趣味はお料理、楽しみは美味しいもの…自分でも呆れるくらいです。そんな私にとって是非とも達成したいことの一つが「フランス語」でした。イタリア語に近い言葉もたくさんあり、仕事でも必要なので、フランス語に触れる機会はありますが、「もう少しきちんと」と思っていました。

そして  そのチャンス到来!
「イタリア語を勉強したい、フランス語が堪能な友人」ができまして…
お互いに「これはよろしくお願いします」ということになりました。

で、本格的にスタートする前に予習
がんばりま~す。

Facebookの友だちリストにもフランス人が増えているので、これもモチベーションのひとつになりますね。

2011年4月28日木曜日

のんびりお休み

かなり久しぶりになってしまいました。
明日からゴールデンウィークですね。私にとって祝日はお仕事が忙しい時。で、昨日今日は多忙な時間を目の前にしたのんびり休日を過ごしました。

昨日は銀座へ出かけていたのですが思った以上に早く用事が済んだので、「もうすぐ終わっちゃう」と思っていた“英国王のスピーチ”を急遽、見に行くことに。(一人外出の気軽さですね~)

いやぁ、面白かったです。ジョージ6世(バーティー)とスピーチ矯正師のライオネルが近づいたり反発しながら、二人の関係を築き上げていくお話。
コリン・ファースが良かった。ゴールデングローブ&アカデミー主演男優賞をダブル受賞したのがわかります。





今日は、渋谷へコンタクトの交換へ。その後、お夕食の買い物をして帰宅。夕方までは、最近のお休みの日課になりつつある姪っ子の子守。
そしてお夕飯は私が当番。もちろんパスタ!です。

具材は旬のホタルイカと、Takei Farmから届いたアスパラ・セルバティコ(苦味が大人の味)。
味のベースは塩ですが、レモンマスタードをたっぷり入れてアクセントにしてみました。



2011年4月14日木曜日

今年の桜

東京の桜は散り始めて葉桜になってきました。
今年の桜…悲しみ、祈り、希望、前進、いろいろな思いがありました。きっと私だけではないでしょう。



































2011年3月28日月曜日

俺の知っていることなどほんの一部だ

Facebookに友人がリンクしていました。

宮城県亘理郡在住『K』の手記

http://blog.goo.ne.jp/paddy1004/e/c03b9cb94a06c0328cbcb42f1486b11d

*他の友人のコメント*
「こういう記録を残さないと、たんなる「出来事」で終わってしまうと思います。」
「同僚からも似たような事を聞きました。
聞いた時愕然としました。TVだけの事で知った気になってはいけないのだと反省もしました。」
 
「知らなかったことを知った」者に与えられたのは、伝えるという役目だと思うので、リンクします。

2011年3月26日土曜日

日常を

2週間が経ちました。激震と津波、原発による被災地の方々の体と心の疲れを思うと胸が痛みます。

今、私にできることは、「落ち着いて」「無駄のない(節電も含めて)」日常生活を送ることだと思っています。もちろん傍観者になってはいけないし忘れてはいけないのですが、必要以上に騒ぎナーバスになることで「必要な人のところに必要なものが届かない」という状況になることは決して起きてはいけないことですから。


地震のときに、本棚に二重に入れていた手前の本が崩れ落ちまして…
かなり前から見て見ぬフリ、よく読む本や必要な本が奥に入っていたり、で
「なんとかしないとなぁ」と思いつつ、3月になってようやく整理に手をつけ始めたところだった矢先のできごとでした。
今週の水曜木曜のお休みは予定がなく久しぶりに丸々2日間、家にいたので、一気に書庫整理。

良く使うレシピやスパイスの本、食材辞典は一番手が届きやすい本棚に入れました。
う~ん、スッキリ!




心落ち着かない日々はまだ続きます。でも、日常生活を送れる者が冷静に日々を送るからこそ、被災した方々が必要なときに力になれると思うのです。




2011年3月16日水曜日

2011年3月13日日曜日

東日本大震災

とても怖かったです。今まで感じたことのない恐怖でした。
揺れがおさまった後も、手足が震え心臓はドキドキとしたままでした。

東京の震度5強…震度7の揺れの大きさは想像を絶するものなのだと思います。
そして、その後の津波の恐怖。
被災された方々のことを思うと胸が苦しくなります。
一人でも多くの命が、一つでも多くの家族が救われますように。

今、私にできることを考えました。
その一つが、このブログを通して皆さんへインフォメーションを発信することなのではないかと思いました。
自分で見つけた情報、Facebookで友人たちがリンクしたもの、いろいろです。

東北地方太平洋沖地震募金情報まとめ

http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin

サイエンスメディアセンター 原発に関するQ&Aまとめ
http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=752

節電ポスター
http://setsuden.tumblr.com/

被災軽微な人が今すぐできる4つの支援
http://www.lifehacker.jp/2011/03/110313donation.html

Japan Earthquake/Pray for Japan

http://www.facebook.com/#!/PraySaveJapan





2011年3月10日木曜日

里帰り

久しぶりに美術館。
恵比寿(広尾?)にある山種美術館で開催の「ボストン美術館 浮世絵 名作展」
“ボストン発のニッポン初”というコピーの通り、浮世絵の里帰りです。

あまりにも単純ですが「素晴らしい」の一言。
作品の質量はもちろん色の美しさなどの保存状態も含め、ボストンで大切にされていることが伝わってきます。

清長、歌麿、写楽などの絵師の才能もさることながら、一つの作品に仕上げる彫り師、摺り師の技術があって「浮世絵」が出来上がっていることをしみじみと感じました。
繊細な線や色の表現、から摺りやきめ出しという技法で着物の地模様を表す…状態の良い作品だからこそ堪能できたのではないかと思います。

そして、浮世絵とは直接関係ないのですが…
浮世絵には遊郭の女性が多いのですが、そこには禿(かむろ-6-7歳の童女)や新造(15歳くらいの見習い遊女)の少女たちも一緒に描かれていて、太夫や花魁といったお姐さんと同じ生地や柄の着物を着ているのです。少女たちはお姐さんの妹のような存在だったのでしょう。
いろいろな事情で遊郭へやってきた女性たちの心の拠りどころのようなものを見た気がします。

その他、歌舞伎役者や五節句の様子、茶店などの看板娘(今で言う読者モデル?)などなど、作品としての芸術性に加え、当時の風俗を知ることもできる浮世絵(錦絵)。外国にあるものもまだあるようなので、たくさん里帰りしてほしいものです。

2011年3月3日木曜日

遅れ馳せながら…堂島ロール

ずいぶんと前から話題になっているモンシュシュ(大阪)の「堂島ロール」。
昨年秋のリニューアルオープンの時から銀座三越にはちょこちょこお仕事で行っていたのですが、
すご~い行列に挫け、買えずにおりました。
会えないと会いたいと気持ちがつのるのと同じで、食べられないとなると食べたい気持ちは膨らむ一方…しかも、あんなに行列になるなんて、どんな味なの?となるわけです。

本日は銀座三越で勤務だったのですが、午後3時過ぎに終了。
「こんな中途半端な時間ならもしや?!」と思い、地下2階へ。恐る恐る、覗き込む。
「お~!!3人しか並んでいない!」小躍りしたくなるところをグッとこらえ最後尾に。

そして、とうとうゲット!



いざ、一口   美味しいぃぃ~~
どことなく懐かしさの漂うスポンジと軽めのクリーム…しあわせな気分になりました。

私のロールケーキNo.1は「スリール(目黒区五本木)」ですが、堂島ロールもなかなか良い位置につけてます!

2011年2月26日土曜日

食-私が考えなければならないこと

日経ビジネスオンラインに
「20億人が飢え、10億人が過食」という記事が掲載されました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110221/218541/?P=1&rt=nocnt
一昨日、イタリアのパスタメーカーの方の通訳をした際に「小麦価格の上昇」、数週間前には「スパイスの価格高騰」という話があり、とてもタイムリーだったので即、記事を読みました。

十分な食料が得られずに餓死をしていく人々、食料価格の高騰による社会政情不安で引き起こされる暴動や戦争、その一方で、生産されている食料の3割が捨てられている。同じ地球の上で起こっていることです。
記事にあるように、農業効率を上げて生産高を確保することも必要ですが、それによって生じる環境破壊や水不足というリスクの大きさも見逃すことはできません。また、インフラ整備や経済支援が現地の人々の搾取に繋がらないのかということも懸念されます。

この記事を読みながら、フードアナリストのテキスト書かれていたことを思い出していました。

「日本は食料自給率40%、年間フードマイレージ(重さ×輸送距離で算出、食品の輸入にあてはめている)5002億トン(アメリカや韓国の3倍以上)でありながら、年間2000万トンの食料を廃棄して
いる」
こんな生活をしている日本人である私は無意識のうちに、ほかの国や地域の人々の命を奪う一端を担ってしまっているのでは、ということに衝撃を受けました。
記事をFacebookのリンクに貼ったところ、友人から「長くなってしまっ“コメント”に入らないので“メッセージ”に送ります」とメッセージが届きました。ぜひみなさんに読んでいただきたいと思い、
了解を得てこちらへ掲載させていただきます。

>何年か前に有楽町のパスタ専門店に入った。

>そこは客を待たせないために、昼どきは常時パスタを十人分ぐらいゆでていた。
>当然注文が入らなければ、パスタがのびてしまい棄てることになる。
>そしてそれを堂々と店内にさも誇らしげに書いていた。
>「早くつぶれろ」「もう二度と来ない」
>そんな言葉が頭の中でグルグルと廻って味も何も分からなかった。
>もう店の名前も忘れてしまったけれど、その時のことを思い出してしまった。

>「農業で革新を起こさなければ」その通りだけれど、
>農業のせいで「土」が減ってきている。
>地下水の汲み上げ、灌漑用水路を作るために人工的に水の流を変えてしまう。
>農地を広げるために森を伐採しての砂漠化。
>人工肥料や農薬のために葉を土に変える微生物の死滅。
>人間の営みを考えるのも大事だけれど、
>「土」が無くなってしまったらなんにもならない。

>自分が農業をするわけでもないし、魚を捕るわけでも家畜を育てているのでもない。
>幸福なことに、物質的に最も豊かな国に生まれて本当に飢えたことなど一度もない。
>そんな自分ができることは、
>料理をしてくれる人、料理の材料を育てたり、作ってくれた人達のことを忘れず
>せめて出された料理は残さず食べること。


日本に住んでいる私は、明らかに「10億人の過食」の一人です。
食に関わる仕事をしている、いいえ、「食べる」という行為を毎日行っている存在であるからこそ、今、自分に何ができるのか、何をしなければならないのか、真摯に向き合うべき問題であると心に刻みました。


2011年2月19日土曜日

2月の初体験

雪が降ったかと思えば、春のような陽射しだったり…そろそろ花粉も飛び始めて、体調管理が難しいですね。

17日(木)、Toshikoさんに誘っていただいて、初めての「お香の会」へ行ってまいりました。
以前からとても興味があったのだけど、お茶やお花のお稽古のように簡単には見つけられずに数年経過。Toshikoさんから届いたメールを見て「木曜日!お休みじゃないですか!」と早速に「ぜひご一緒させてください~」と返信しました。

今回の会は、香道家・林煌純先生によるお席。証歌(テーマ)は「君が代」です。
基は古今和歌集の賀歌のひとつで平和と長寿を祝う歌なのだとか。
その「君が代」をテーマに5つの香りを聞いて、最後の香りを当てるというもの。
残念ながら、迷って選ばなかったお香が正解。食べるものだと大抵当たるのだけど…修行が足りませんなぁ。

聞香だけでなく、香道の歴史やお香についてのお話も詳しく伺いました。
楽しいひと時を過ごさせていただいた後、とてもすっきりした気分だったのが新鮮!
「香を聞く」という一つのことに集中したからこその爽快感だったのかなぁと思います。

仕事や日常に追い立てられるような毎日を過ごしているわけですが、そんな諸々、雑念をどこかに置いて、心を静めて感性を研ぎ澄ます時間って大切。
それが、また前へ進むパワーになります。

先月の桟敷席歌舞伎観劇に続く「初体験シリーズ第2弾」となりましたが、次の「初体験」は何かなぁ♪



2011年2月10日木曜日

春を待ちわびて

昨日は、生け花の先生Tokuko先生宅で、お弟子さん二人の還暦のお祝い。お料理を作らせていただきました。

冬のイタリアンランチ ~春を待ちわびて~
朝は冷え込んでどんより曇り空でしたが、みなさんがいらっしゃった頃には明るい日が差し込み始めました。
Tokuko先生ご夫君Danさんのクラリネット演奏「どこかで春が」で開宴。
前菜
 :Lavanelli con tonnoラディッシュとツナのマリネ
  Gratinata di Shimonita-negi下仁田葱のグラタン
スープ
 :Stracciatellaイタリア風卵スープ
パスタ
 :Spaghetti con Nanohana菜の花のスパゲッティ
魚料理
 :Acquapazzaアクアパッツァ
デザート
 :大倉山アルベリのフルーツロールケーキ
    

メインのアクアパッツァは、Tokuko先生古希のお祝いでお出ししたのですが、気に入ってくださってのリクエスト。
また、お客様は毎日ご家族の食事を用意している方ばかりでしたので、毎日のご飯のアクセントのヒントになるようなメニュー「手軽に手に入る材料のイタリアン」を召し上がっていただきました。

そして「今回は和食器でイタリアンにしましょう」ということになり、マリネをお猪口に、アクアパッツァは土鍋で、またお箸もご用意。こちらもウチご飯で作っていただくヒントになったかなぁと思っています。


帰り際に「家で作ってみるわ」と言っていただいたのは、お料理を召し上がっていただいていちばん嬉しい言葉です。

*今回のレシピは順次、HP「イタリア歩き」 http://italiaaruki.com/ に掲載します。ぜひご覧ください*


2011年2月4日金曜日

最近の日課

「編み物」です。

15年ぶりくらいになります。編み方忘れちゃったかと思うくらい久しぶり。
なんで今更「編み物」かと言いますと…
先月、妹夫婦に娘が生まれ、伯母さんになりまして。
この子、頭が小さくて合う帽子がない(我が家系は頭蓋骨が小さい、私も帽子がなかなか見つからない)。
だったら編んじゃえば?ということになり、しまいこんでいた編み棒やらかにやらを引っ張り出してきた次第。
結局、帽子はばぁばである我が母が編んだのですが、私にとって「初の姪」ということで、春先に使えそうなブランケット?を編んでおります。編み目がそろわないのはご愛敬ということにしていただいて…毎日少しずつせっせと編んでおります。待っててね~

I becane an aunt. My sister had a doughter.
I knit un blanket for my niece every day.

Sono diventata zia. intesso una coperta per mia nipotina.

2011年1月28日金曜日

“イタリア歩き” オープンいたしました。
http://www.italiaaruki.com/

「見る」「食べる」そして「おかいもの」~イタリアの魅力を、町の散歩のように楽しんでいただければと思っています。
「もっともっと楽しいページ」を目指していますので、このブログ同様、ときどき遊びにいらしてください。