2009年11月30日月曜日

少し早めですが…クリスマス・パーティーです



東京は、いろんな場所でイルミネーションが輝いていますね~
表参道のイルミネーションが11年ぶりに復活だとか。

キリスト教では、クリスマスの4週前の日曜日からクリスマス・イブまでを
【キリストの降誕を待つ期間~アドベント(待降節)】と言います。
つまり、それがクリスマスシーズンの始まりということ。
今年は、11月29日が第1アドベントでした。
(ちなみにクリスマス・シーズンの終わりは、1月6日の【エピファニア(公顕節)】です)

この季節になると、イタリアなどの友人へのクリスマスカードを書くのが恒例行事。
日本らしい絵柄のカードを選んで、なかなか会えない友人たちへ季節のご挨拶です。
あと1,2週間もすると私の所へもカードが届いて、クリスマス気分は盛り上がります。
(クリスマスリースを作るのも毎年のお楽しみなのですが、今年は残念ながらありません…)

この季節のもう一つのお楽しみは“パーティー”ですよね。
そういうことで、早くもひとつめのパーティーを楽しんできちゃいました!!

Atsukoさんから飯田橋でランチのお誘い。
「神楽坂のビストロで」ということだったのですが、行ってびっくり、素敵なサプライズが!
最近、引越しをされたAtsukoさんが“House Warming Party”を用意してくれていました。

まず案内されたのは、建設中の東京スカイツリーを彼方に臨むマンション31階のパーティールーム。
「飯田橋って大都会」を実感できる眺望、すご~い。
しかも食器類、カトラリーも揃って、オーブンもある充実のキッチンが併設です。

用意されていたメニューは、ご近所ビストロの[ローストチキン]と[武井さん野菜のサラダ]
そして、もちろん[Atsukoパン]!
おいしいお料理に、楽しいお喋りであっという間のランチタイム2時間が終わり。

それから、Atsukoさん宅へ場所を移してティータイムです。
神楽坂・紀の善の抹茶ババロア&栗のババロア、Atsukoさんのクグロフ、
その上、ケーキの先生Akikoさんのマロンのケーキも加わった充実のデザート・プレート。
<AkikoさんHP:http://akiko-nishiyama.com/index.html>

新しい素敵な出会いもあって、お腹も心も大満足のパーティーでした!!

2009年11月23日月曜日

ランチ・デート



真っ青な空の高さは、冬がすぐそこまで来ていることを教えてくれます。

今日は【恵比寿でランチ】でした。
デート相手のO-chanは私と同じように「美味しいものと楽しいことが大好き」な
妙に気の合う同じ年のガールフレンド。
1月に赤坂でランチをして以来の久々デートです。

美味しいもの食べよ、とチョイスしたのは野菜レストラン“農家の台所”。 http://www.noukanodaidokoro.com/
美味しい野菜が注目される近頃、マスコミで紹介されることも多く、いつも混んでいるレストランです。
~8月と10月にディナーの予約が取れなかった(泣)~

「祝日ランチなので並ぶかも」とO-chanにメールをしたら
「ちょっと早めに行った方が良いよ」というお返事だったので、待合せを11時30分に。
久しぶりのご挨拶もそこそこに、目的地へ。
早めの時間が功を奏し、エントランスに行列はありません。
~O-chan、Nice recommend!です~

通していただいた席は【サラダ・バー】に面したカウンター席。
「おぉー、これがこのレストランのウリ、サラダ・バーかあ」とワクワクしてきました。
せっかくなのでお野菜をたくさん食べましょう、ということで、
“農家の台所6:2:2御膳”をオーダーしました。
野菜6:肉料理2:魚料理2という比率で食べられる欲張りメニュー、
もちろんサラダ・バー付です。

そして待望のサラダ・バーへ。
キャベツ、水菜、にんじん、トマトなどの定番サラダ野菜に加え、
サラダとして食べるのが珍しい春菊、ナス、かぶ…そして、ほんのり塩味がするソルトリーフ。
お店の方オススメの紫大根やほうれん草もグラスに詰め込みました。

グラスに入ったサラダが半分になった頃、お料理が運ばれてきました。
メインは、5,6種類の蒸し野菜と豚肉の香草パン粉焼き、秋鮭のグリルほうれん草ソース。
それに、野菜の小鉢3種類に雑穀ご飯、野菜たっぷりのお味噌汁がついてます。
見るからにヘルシー、食べると美味しい。すごく得した気分です。


味が濃くて歯ごたえのしっかりした野菜を堪能しながら、10ヶ月ぶりの積もる話で
結局2時間以上、口が動きっぱなしの2人でした。

2009年11月12日木曜日

la confettura di fico



小さい頃はあまり馴染みのなかった果物【イチジク】
イタリアへ行くようになってからは食べる機会が増えたものの一つです。
前菜で生ハムと一緒に食べると、甘さが生ハムの塩気と香りを引き立てますよね~。
そうそう、乾燥イチジクも美味しい!!

【イチジク】は、アラビア半島から小アジア(中近東南部から地中海へかけて)が原産で、
旧約聖書にも書かれているくらい、あの地域では日常的な果物です。
自分たちが裸であることを知った「アダムとイブ」が
体を覆った葉は「イチジクの葉」だとも言われています。
そぉーいえばイチジクの葉って大きいですもんね、使えそう…

で、そのイチジクをいただきました
(また頂き物ですか、って言われそう)
シーズン最後なので、ほとんどが完熟していて実が柔らかい。
ということで今回はジャムを作りました。

イチジクならではの独特の香りと甘さが、ジャムにすると一層美味です。
イチジクのそのものの味を楽しめるように、お砂糖は控えめに。
柑橘系の果汁で味を引き締めると良いので、「レモンか何か」と冷蔵庫の中を探したのですが
見つけられず、オレンジジュースを少量入れてみました。

ジャムなのでパンにつけるのはもちろんですが、
1週間後にやってくる「ボージョレー・ヌーボー」解禁!
生ハムやチーズのプレートに添えてワインのおつまみも良いなぁ。

しばらく楽しめそうです。

2009年11月2日月曜日

赤と黒


「赤と黒」
といっても文化の薫り高くフランス文学について論じるわけではありません。
あ、私の話ですから、そんな高尚なことではないとお解かりですって?
確かにご想像に難くなく、またもやお料理のことです。

今日もご好意の頂き物で2品作りました。
イタリアの太陽のような鮮やかな「赤」トマトソースと
日本の漆のような艶やかな「黒」黒豆です。

【トマトソース】
ミディサイズのトマトを湯剥きして、水を一切加えずに煮込みました。
味付けは塩と黒胡椒・オリーブオイル、風味付けにドライのバジルとオレガノを入れました。
今回は、トマトのシーズンも終わりと言うこともあり少し酸味が強めです。
冷蔵庫で2週間ほど保存可能なので、このソースを使って何を作ろうか思案中です。
ちなみに前回のソースは、
“ナスとひき肉”と“チキンとカリフラワー”のトマトソース煮込みになりました。

【黒豆】
いつもはお正月用に年末に煮るので、この季節に作るのは初めてです。
砂糖を醤油をいれた熱湯に一晩つけてから、3日ほどかけて数回に分けて煮ていきます。
我が家は、柔らかいものより少し歯ごたえが残るくらいが好みなので、
市販のものより“ちょい固め”です。
「黒くて甘い煮汁は風邪に効く」と小さい頃、よく飲まされました。

この2品、【過ぎ去ってしまった夏の名残】と【これからやってくる寒い冬】という感じで
偶然にもこの季節に合ってるかも??

11月に入った途端、一気にもう冬?というような寒さです。
インフルエンザも大流行しているみたいですし、
美味しいものを食べて、体調崩さないで過ごしましょ。