2009年2月22日日曜日

Half Way











お陽さまニコニコ、ぽかぽか陽気。春が近づいてきてますよ〜
朝から良いお天気。Cambridgeに来て4週間、こんな青空って初めて。

Rebeccaが「行くべき所のひとつね。」と言っていた。
「2月いっぱい平日は入園料無料だから、行った方がいいわよ」と
学校のアクティビティ担当Samもお勧め。
でも「3時30分の授業終了後だと慌しそうだなぁ、それに真冬だし」と思いつつ1ヶ月。
さぁ、今日こそ計画を実行する日だ!(ちょっと大袈裟)

ということで、いざ!Cambridge University Botanic Gardenへ。
約1000坪の敷地に8000種以上の植物があるとのこと。
研究のために1846年に設立、160年の歴史を持つ。
その名のとおりUnivarsity of Cambridgeに所属する植物園だけれど、
一般にも公開されていて、土曜日曜はたくさんの人が訪れている。
入園料は、大人£4/60歳以上・学生£3.5/16歳以下無料。
週末はBrookside側の入園ゲートから入ってね。
この町で私は学生扱いなので、学生証を提示して£3.5で入園。

目の前には、春を待つ花壇。白いゼラニウムの仲間が咲いている。
その可憐な白い花に吸い込まれるように、植物園の中へ。
ゲートからほんの100mくらいなのに空気が違う。
体から余分な力が抜けていくみたい、そんな感覚の中で一本の木が目に止まる。
足元のプレートを見ると【ニュートンのりんごの木】と書いてある。
万有引力を発見したニュートンはCambridgeのTrinity college卒業で、
そこにりんごの木の分身が植えられているのは聞いていたけれど、
ここにも分身がいたんだぁ・・
物理は苦手だったけど、こういうのを見るとちょっと感動。

ところどころに作られたFlower bedやGardenは、まだ冬の色。
それでも《ガーデニングの国イギリス》を十分に感じる。
春になったら、どんなに綺麗なんだろう。
日当たりの良い場所や木陰にはベンチが置かれて、
たくさんの人たちが久しぶりのお陽さまを楽しんでいる。
広い池の周りにはRock garden、小さい人たちが遊んでる。
おじいちゃまとおばあちゃまが腕を組んで歩いてる。
ヨーロッパにいると良く見かける光景、いつ見ても幸せな気分になるね。
家族連れやデートの人たちがだけではなく、私のように一人で来ている人も多い。
みんながそれぞれに自分の時間を楽しんでいて、優しい気持ちになってくる。

ほどなくするとクラシカルなGlass house(温室)が。
クラスメイトJullianaが「ブラジルと同じ香りがする」と話していたなぁ。
彼女は今ノルウェー在住、かなり懐かしかったらしく興奮気味に話をしてくれた。
植物もさることながら、私はその外観に感動。
木とガラスで作られた姿の美しさに見とれてしまった。

たくさん写真を撮りながら、のんびり歩いていると【Cafe】の文字。
お腹が空いていることに気づいて、時計を見ると午後1時。
正確な腹時計を持つ私、なんという良いタイミング!!
トレーラーハウスとウッドデッキ、気持ち良いオープンエア。
「カフェで働いているのずいぶん若いな、カレッジの学生?」など思いつつ、
お陽さまと少し冷たい空気の中で、パン付野菜スープを美味しくいただきました。

カフェを後にして歩いていくと、東屋のあるHerbal garden。
ローズマリーやタイム、セージなどのお馴染みハーブが植えられている。
それも少しずつではなくて、かなり大胆に。
「いつか、こんなガーデンを!」などと夢見る乙女気分。

ゆっくり歩いたりベンチで日光浴したり、自然から元気をもらって2時間半。
余分な力が抜けて体が軽くなったような気分で、植物園を後にしました。
さぁ、後半戦の始まりです。

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