2009年2月11日水曜日

バス


I’m freezing.(凍る!)という表現がぴったりな1日です。
昨日雨が降ってからは、外に立っていると氷像になりそう。
あったかインナーにタートルのセーター、ダウンのロングコート、マフラーに手袋、おまけにブーツという完全装備なのに・・・

どんなに寒くても今は学校へ行くのが本分なので、
意を決して寒空のもと、出かけいてきます。
私は通学にStagecoachのCiti3というルートのバスを使っていて、
学校までは20分くらい・・・たぶん。
どうして「たぶん」なのかというと、いろんな事情で
毎朝、通学に要している時間が違っていて、平均の時間がわからない。

まず、バス停に着いてバスに乗れるまでの時間。
平日の朝のバスは、一応10分ごとに来ることになっている。
24分、34分、44分・・・という具合。
でも時間とおりに運行されていることは、ほぼない。
しかも時々(3日に一度くらい)来たバスを見送ることになる。
もっと先の住宅地から来るこのルートは、
ここに来るまでに「お客さん満載」になっていることがあって、
しかも、ここは住宅地、毎朝、10人くらいの人がバスを待っている。
だから当然「全員乗るのは無理よね」と思うときもある。
しかし、よく解らないのは立っている人がほとんどいないバスが
バス停を通り過ぎていくことがあること。今朝もそうだった。
凍えそうになりながらバスを待っていた私たちは
行ってしまったバスを見つめ、落胆と非難のため息・・
そして次のバスを待つ羽目に。
次に来たバスは、明らかにその前のバスより人が乗っている。
乗せるかどうかは、運転手さんの胸先三寸ということ?

でもね、バスに乗れたからといって、すぐに出発できる
というわけではないのよね。ここからがまた長い。
乗客はほとんどが`MEGARIDER`という定期券みたいなものを使っていて
これの期間が切れると、次にバスに乗るときに買うんですね〜。
手順1、1週間か4週間の期間を運転手さんに告げてお金を払う。
手順2、運転手さんは機械に期間を入力してレシートみたいな乗車券を発行、
手順3、その乗車券を貼り付ける台紙をくれる
(たまに貼り付けるのまでしてくれる、これも運転手さん次第)
特に月曜の朝は、この手順が各バス停で数人ずつ繰り返されるので
バス停での停車時間は必然と長くなる。
雨や雪の日は、いつも自転車通勤・通学の人たちもバスを使うので、
その乗客は1回分の料金を払って、乗車券を発行してもらって・・
ということになるので、月曜日に重なるとますます。

そして次の関門は、町の中心になるとやって来る。
バスにはドアが一つしかなく、そのバス停で降りたい乗客が全員降りてから
バスを待っていた乗客が乗ってくる。(そして乗車手順の繰返し)
学校が近くにあって、他の路線と乗継のバス停だと停車時間に5分くらいかかる。

曜日や天候、運転手さんによって、そして町の中心の込み具合も相まって
私の通学時間は20分から40分と目安がたたない。
イタリアでこの手のことには慣れているつもりだったし、
公共交通のルーズさ(日本人だからそう思う)は
イタリアだけなのかと思っていたけどね。

ま、それでも遅刻しないで行っているので、良しとしますか。

1 件のコメント:

  1. ごめん 久しぶりに開いたらいっぱい続きが書いてあった。交通事情はとってもおもしろかったよ。その場 その状況にならないと気持ちがつかめないものでよね。いいね こんな感じをこんな東京のど真ん中のレストランのなかで感じられるなんてね。ありがとう そんじゃまたね

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