2009年2月18日水曜日

cross with care


「交通」って、外国にいて戸惑うことのTOP3 に入るなぁ。
ガイドブックなんかにも必ず、電車の乗り方とかが書いてあるのは、
国によって事情がずいぶんと違うからなんだと思う。
その国で初めて電車やバスに乗る時って、すごーく不安で緊張する。
「どこで切符買うの?」「この電車で大丈夫?」などなど・・・
この間のLondonでも、Underground(地下鉄)に乗る時は、
切符を買う時点からドキドキしてしまった。

「乗り物に乗る」ことって、そこで生きている人たちの「日常生活」で、
ALIEN(観光客とか)が乗り物を利用するというのは、
「みんなの日常」の片隅をちょっと貸してもらってるみたいなもの。
日常には「規則(rule)」と「常識(common knowledge)」というのがあって、
理解しないでいると、一大事になったりすることもあるので要注意。
まぁ、「規則」はまだ何とかなる、突拍子もないことはほとんどないから。
でも「常識」っていうのがね、けっこう厄介。
何度も利用するうちに、なんとな〜く解ってくるものなので、回数をこなすしかない。

最近になって、ようやくバスに乗るときに緊張しないようになったの。
そうしたら今度は別のことが気になり始めてね・・
先日、毎朝通る横断歩道で信号待ちをしているときに
歩行者用信号の押しボタンに目がいって、「え?」と二度見してしまった。
いわゆる「青信号」のところに‘cross with care’と書いてある。
「青信号なのに、気をつけて渡れ??」
青信号は「安全に横断できますよ」じゃないの?

そういえば、学校初日のオリエンテーションのときに
「イギリスのクルマ事情は他の国と違います。
道路を横断する時は、自動車に十分注意をしてくださいね。」と言われたなぁ。
それって、横断歩道を青信号で渡るときもなの?

よくよく道路を観察していると、
歩行者信号が青信号のときは、自動車は止まっていてくれる。
でも、信号が点滅し始めて横断歩道に人がいなければ自動車は動き出す。
しかも信号が点滅するまでの時間はあっという間で、
普通に歩いて渡りきるかどうかのうちに
点滅が始まってしまうので、のんびり歩いていると、
停車している自動車がプレッシャーをかけてくるのが普通。

そんな状態なので、信号のない道路を横断しようとする時はもっと注意が必要。
自動車が優先なので、自動車が来ているのにうっかり渡ったりすると、
ドライバーに睨まれることもしばしば。

私たち語学学校の生徒は、それに慣れるまで何度も首をすくめる羽目に陥っている。
自動車に乗っていないときのBriton(イギリス人)は、
すごーくgentleで、‘sorry’とか‘thank you’を連発してるのにね、不思議。

0 件のコメント:

コメントを投稿