2009年10月18日日曜日

初秋の勉強会


“三人の素敵な紳士”と楽しい時間を過ごさせてさせていただく【勉強会】。
美術展やサイクリングで心に栄養補給して、美味しいお酒とおつまみで締めくくる、
言うなれば「大人の社会科見学」ですね。

【勉強会2009初秋】のテーマは「やすらぎのオーストリア展」。
電車に乗っているときに目に留まった中吊り広告。
コピーには“カフェとたばこにみるウィーンの文化史”とあります。
「面白そう!」と思ったすぐ後に、
「勉強会の皆さんは愛煙家、せっかくだからみんなで行きたいなぁ」と思ったんです。

早速ご提案すんなりテーマ了承となり、ShunsukeさんとYudaさん、私の三人で行ってまいりました。
(残念ながら、Machidaさんは今回欠席でした)

会場は、渋谷・公園通りにある【たばこと塩の博物館】。
ここって、「あることは知っているんだけど入ったことがない」という人がほとんどみたいですね。
御多分に洩れず、私たち3人も初入館、入場料300円で、常設展企画展の両方が見られます。

結論から言うと…すご~く面白かったんです。
「ヨーロッパ(特にオーストリア)における“たばこ”史」を知り
「たばことそれを楽しむ道具の芸術性」を感じる展示でした。

新大陸から伝わった喫煙は、中世近世ヨーロッパでは「大人のたしなみ」だったんですね。
そして、喫煙道具には持ち主のセンスが顕れるからこそ芸術性が追求されたということが感じられました。
ため息が出るほど、精巧で贅沢なものや美しさを極めた煙草ケース、パイプ、パッケージetc...
私はノン・スモーカーですが「お洒落として持ってみたい」と思うものがたくさんありましたよ。
喫煙者の方々が肩身の狭い思いをされている現在では生まれそうにない「文化」です。

時間があったので、「日本のたばこ史」や「世界の塩と日本の製塩」の常設展も見ました。
こちらはこちらで、とても興味深い展示でした。
「昭和のたばこ屋さん」が再現されているコーナーもあり、おつかいに行ったことを思い出しました。

渋谷で「たばこ」を満喫した後は、中目黒へ移動。
【反省会】会場は“へぎそば匠本店”です。

ここは、絶品の新潟の蕎麦と美味しい酒肴とお酒の店。
この店で外してならない(と私が思っている)「ジャンボ厚揚げ」と「だし巻き卵」
そしてShunsukeさんリクエスト「イカの沖漬け」などをオーダーして、
お酒とお喋りの時間を過ごしました。締めはもちろん「へぎそば」で。

この【勉強会】では、自分の興味外のことを見たり聞いたりすることが多く、“世界”が広がります。
そして、ダンディーな三人の紳士から伺うエピソードや知識は、
考えるきっかけになったり、迷っている背中を押してくれたり…私の「心の栄養」です。

こんな時間を過ごすことができるなんて、「贅沢者」の一言に尽きますね。

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