2009年10月6日火曜日

旅好き、ではないらしい


2,3ヶ月に一度のペースで集まって、いろいろな企画を楽しむ【勉強会】。
この会に誘ってくださったのは、元上司です。
新卒で入った会社の上司なので、それはそれは長いお付き合いをさせていただいてます。

新卒の生意気な部下に、いろいろなお仕事を経験させてくださり、
一緒に出張に行く機会も多く、社員旅行の自由時間も一緒に過ごす、という具合で、
周りからは「父娘のようだ」と言われていました。

先日、ひょんなことで、久しぶりにゆっくりと話をする時間がありました。
その会社で働いていた当時、私は
「2ヶ月か1ヶ月に1度くらいの割合で出張に出ていた」という話題に。
「何でも食べられる」「どこでも眠れる」「一人でいても大丈夫」三拍子そろっているから
送り出す上司も心配が少なかったんでしょうね~。

おまけに「時刻表見たり、スケジューリングするのが好き」で
「知らない場所で知らない人に会えたり、その土地ならではのものが食べられるなんてサイコー!」
と思う人間です、出張が嬉しくて嬉しくて。
そんなですから、まるで【旅芸人】のような生活をしていた時期があります。

よくよく考えると【旅の生活】は学生時代からなんです。
高校卒業後は、親元を離れた兵庫県での学生生活だったので、
“お休みの多い大学生”は2ヶ月に1度のペースで東京へ帰ってきてました。
自分で飛行機や深夜バスのチケットを手配して、荷物をまとめて…
4年間、兵庫と東京を行き来してました。
―だから、この間の姫路旅行は昔を思い出して懐かしい気分でした―

で、気がついたことが…
私には「旅グセ」がついているらしい。
「旅好き」ではなくて「旅グセ」という感じなんです。

<旅をせずにはいられない>

2年ほど前までの数年間は、ほとんど旅をしない生活が続いていました。
一昨年の11月に5年ぶりにTrevisoへ戻ってから、
(「戻って」っていうのも変なんですけど、いつもそういう気分なもので)
「旅グセ」が復活しちゃったんです。一度旅をしてしまうとダメですね…

「博物館・美術館好き」なのも“根っこは同じ”のような気がします。
展示を見ている時って、時空を越えた旅をしているみたいなものですものね。

そうか!それなら、9月は2つのエジプト旅をしましたよ。
横浜で開催されていた「海のエジプト展」と
東京都美術館で開催されていた「トリノ・エジプト展」
どちらも展示品に迫力があって、古代エジプトを満喫しました。

でもやっぱり本物のピラミッドは見てみたい!というのが正直な気持ち。
たぶん、その場所でないと感じられない何かがあると思うんです。

あ、ほらね、
「旅グセ」出ちゃってるでしょ。

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