2009年7月7日火曜日

シャンプー



3日前に髪を切りに行きました。
夏なので、ちょっと涼しげショートにしてみました。
昨年末、2年くらいカットをお願いしていた方がお店を辞めてしまって、
ヘアサロン流民になってるんです。
帰国後、2回行ったところはどうも納得がいかず、今回は別のお店に行ってみました。
納得のいくカットだったので、また行ってみましょ。

実はCambridgeでも1度、髪を切りに行ったのです。
日本を出発する直前に切った髪は2ヶ月が経ち、結構すごい状態だったのと
(髪が多いので、[伸びた]というより[増えた]になってた)
「勉強の成果を試すべく、髪を切りに行け」という指令が東京から出たので
意を決して行ってみました。
結果として、トンデモナイコト―思いもよらない髪形になるとかの笑えるような事態―は起こらず、
日本との違いもさほどではなかったので、そのままにしておりました。

でも今回、シャンプーしてもらっているときに思い出したんです、
「みなさんへお伝えしよう!」ということ。

Cambridgeで行ったヘアサロンは、
彼女の友人Peatが店舗デザインをして、お店のSindyもすごーく良い人だから、
とRebeccaが勧めてくれました。
電話での予約の仕方から、お店に行ってどうやってイメージを伝えるかまで
細かく教えてもらって、さて当日となりました。

Rebeccaの言うとおりSindyは親切で優しい人。
お店の雰囲気はモダンだけれど温かみがあって、
デザインしたPeatとオーナーSindyの人柄が感じられました。

Sindyは、私の拙い英語を根気強く聞いてくれて、
解りやすい英語でだいたいのイメージを伝えてくれました。
そしてシャンプー台へ移動、私にとっては普通の流れです。

椅子が倒されて仰向けに。
日本だとガーゼを顔にかけてくれるのですが、そのまま蛇口からお湯が出ている気配。
「日本人って殊の外、細かいからね」と、これはあまり気にならなかったんです。
でもこの後、Sindyが髪にお湯をかけ始めた直後に
「ここは日本ではない」のを実感してしまいました。

だって、Sindyは(私からすると)無造作にお湯を満遍なく頭に。
「耳みみ!」と私は心で訴えましたが、もちろんそれは彼女へ届かず、
耳の中へお湯がジャバジャバっと入ってまいりました。
しかも首筋のほうまで濡れている気配まで。
案の定、シャンプーが終わって起こされた時にタートルネックの襟は湿っぽさが・・・

日本では、シャンプーの時に手で耳を覆ってお湯が入らないようにしているの普通ですよね。
もしSindyみたいなシャンプーをしたら、即クレームになりそうだし。
でも、それは日本人の繊細なサービス精神の表れみたいです。

そんなCambridgeでのことを思い出し、
今回のヘアサロンでは、しみじみと日本のサービスを有難く感じた次第でございます。

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