2009年12月29日火曜日

ゆく年


今年も残すところ1日、お正月の準備もようやく整いつつあります。

20年以上続けている お正月花を生けること
10年以上続いている 黒豆を煮ること
久しぶりにお正月用として焼いたローストビーフ
時間の都合でかなり省略した大掃除

あとは除夜の鐘を聞きつつ 年越しそばを食べる だけです。


2009年 今年もいろいろありました。

嬉しかったこと 悲しかったこと
楽しい時間 苦しい時間
手に入れたこと 諦めたこと
変わらないこと 変わったこと

この1年に私が経験して感じた 全てを受け入れて
この1年に同じ時間を過ごすことができた 全ての方に感謝して

今年も1年、ありがとうございました
良いお年をお迎えください

2009年12月25日金曜日

クリスマス



クリスマスおめでとうございます

Buon Natale

Merry Christmas

Joyeux Noel



素敵なクリスマスをお過ごしください

2009年12月23日水曜日

文字通り「贅沢な時間」





神楽坂・L'Allianceでのクリスマス・ディナーの幕開けは、
ポテト・ピュレの上にちょこんと乗った白子のフリット。
「なんて素敵なアミューズ」と思っていたら、「この後、アミューズをお持ちします」ですって!!
“開幕ファンファーレ”みたいな感じだったのね。

【アミューズブーシュ】として運ばれてきたのが、プレゼントを担いだイチゴのサンタクロース!
しかも、はるか遠くに雪だるま…
このキュートさに、普段は眠っている(というか家出している?)乙女心が呼び覚まされました。
しっかりフワフワのメレンゲでできたサンタの袋の中身は鴨のサラダです。
「やっぱり美味しいプレゼントが一番嬉しい」

【オードブル】
“宝石のような魚介のプチオードブル4種”と
“フォアグラ、トリュフの入ったカプチーノ仕立て”の2種類。
空になった温製オードブルのカクテルグラスを前に、すでにリッチな気分で
「まだオードブルでしたね」と口々に言っていました。

【魚料理】
鱗をつけたまま焼いた甘鯛を雲丹とブールブランソースで。
下に敷いてある下仁田ねぎの甘さが鯛の美味しさを引き立ててます。
パリパリの食感の鱗、クセになりそうです。

【グラニテ】
日本酒ベースのリキュールにオレンジシャーベット、が通常なのですが、
「アルコールはちょっと…」という場合には、リンゴのソルベを出してくださる心遣い。

【肉料理】
“牛フィレ肉 マデラ酒の風味のペリゴロール・ソース”と
“蝦夷鹿ロース ゆず風味ソース”の盛り合わせ。
なんて贅沢なメインディッシュ!付け合せの野菜も美味しいです。

【デザート】
“ローズの香りのバニラアイスクリーム&グレープフルーツのシャーベット”
“クレームブリュレ キャラメリゼした洋梨添え”
冷たいデザートは、カクテルグラスに雪の玉がコロンとふたつ乗っているような可愛らしさ。
ほろ苦い洋梨とベストマッチのクレームブリュレには、再びサンタクロースが。

写真付メニューとエコバッグのプレゼントもいただきました。
それからね、Atsukoパンのおみやげも!(Thank you, Atsukoさん)

繊細な一皿一皿と心のこもった素晴らしいサービス、
そして、“あちらこちらに広がるお喋り”というサイド・ディッシュ付きの贅沢ディナーでした。


びっくりなことに、これだけのフレンチ・フルコースを食べたのに、胃がずっしり重くないんです。
これって、すごい!!

ちょっと早めのサンタクロース


22日午後7時30分少し前、神楽坂を上るKiwaちゃんと私。
目指す先は、フレンチ・レストラン“L'Alliance”。
Atsukoさんたちとのクリスマス兼忘年会です。

一年間、がんばった?ご褒美ということで、自分へのクリスマス・プレゼント!
ファンタジックなクリスマス・ディナーで、楽しい時間を過ごしました。

ミシュラン☆のレストランについては、改めて!!

2009年12月18日金曜日

最高のスパイス



今年も残すところ2週間…早いなぁ。
この時期は【今年最後の】というイベント目白押しですね。
私も12月に入り週に1、2回のペースで、楽しくて美味しい時間を過ごしています。

この季節の恒例は、気がつけば“ン十年のつきあいになっている仲間”での
【クリスマスパーティー】
今年は、クリスマス兼Yuka's second babyお披露目の会です。
メンバー全員の予定を合わせられず、
2回に分けてのパーティーとなってしまったのがちょっと残念…

このメンバーの場合、場所を提供してくれる人の負担が大きくなりすぎないように、
【持ち寄り】が鉄則。品数豊富で賑やかなテーブルになります。
手作り料理のレシピやおいしいお店情報の交換もしたりして、プラスアルファのお楽しみも!

持ち寄りがダブらないよう事前の調整で、今回の私は“メイン料理”担当に。
前日の朝までは「Dean&Delucaあたりで、ローストチキンか何かを」と思っていたのですが、
お昼過ぎ、牛ももブロック肉がお手ごろに手に入れられることになったので、
急遽、ロースト・ビーフを準備することにしました。

ローズマリー、マジョラム、タイムのミックスハーブで香りづけ、
プチトマト、じゃがいも、玉ねぎ、ブロッコリーにオレンジカリフラワー(武井さん野菜!)を添えて、
カラフルな1品になりました。
おかげさまで、見た目もお味も好評、やっぱり作って良かった♪

Yuka宅にみんなが揃って、Babyちゃんもお目覚め。パーティーの始まりです。
クリスマス・ソングをBGMに、スパークリングワインで乾杯!
サンドウィッチ、グラタン、サラダ、そしてロースト・ビーフ…
持ち寄りならではの華やかなテーブルに、最高のパーティー気分。
食べて喋ってお腹は大満足、なのですが、
鎌倉の老舗ケーキ店・珠屋のピーチロールでの「デザートは別バラ」、不思議なものですね。


美味しくて楽しい時間は、ほんとにあっという間です。

長~くつきあっているからこそ、お互いの良いところも悪いところも、笑顔も泣き顔も知っている仲間。
昔から変わらない会話、今だからこその話題で時間はあっという間に過ぎてしまいます。
毎回毎回、このメンバーと会った後には“ほっこり幸せで元気100倍”な気分。
美味しいお料理の最高のスパイスは「素敵な仲間」なのかもしれません。

2009年12月2日水曜日

今回も、もちろんありましたよ





タケイファーム・ツアーの嬉しいところは、畑だけでは終わらないところ。
行きましたよ、今回も!武井さん野菜のランチ♪

武井さんの畑から移動して着いた所は、とある一軒家の玄関口。「どなたのお宅?」と思っていたら、
そこがフレンチ・レストラン“C'est la vie”でした。
思わず「お邪魔します」と言ってしまったくらい周辺の住宅と変わらない外観なので、
正真正銘の隠れ家レストランです。

【オードブル】豚肉のテリーヌ 大根添え
       スモークサーモンとキャベツのミルフィーユ仕立て
       牡蠣と2種のジャガイモのソテー
       小エビとブロッコリーのグラタン
 黄色と赤のカラフルなジャガイモは、その甘さにびっくり。
 これだけで一皿にしても良いくらいの存在感でした。

【スープ】ほうれん草のポタージュ
 鮮やかなグリーンが印象的

【メイン】魚介3種のポワレ 蒸し野菜添え
     鴨肉と野菜のロースト
 お肉大好きの私は、鴨肉を選びました。長ネギのトロ~ッとした食感はやっぱりおいしい。
 茹でて、素揚げをして、鴨と一緒にローストというトリプル加熱した里芋…「里芋再発見!」でした。

【デザート】アップルパイ&キャラメルのアイスクリーム
 甘酸っぱいりんごと苦味の効いたキャラメル味が、大人な感じのデザート。

「お料理するとこんな味になるんだ!」「この組み合わせは!!」
美味しいお料理と楽しいおしゃべりのランチタイムは、いわば応用編みたいな感じかなぁ。
私たちって研究熱心?ですよね~。

2009年12月1日火曜日

名は体を





愛真紅(あいしんく)、あやめ雪、紅化粧、スティックセニョール、アンデスレッド…
なんだかちょっと艶っぽい…さ~て、これは何の名まえでしょう?

これは、タケイファームで作られている野菜たちの名まえ!!
ついつい、野菜って「カブ」とか「大根」「じゃがいも」とかって一括りに言ってしまうけれど、
品種名を聞いて、改めて見たり味わったりすると「なるほど~」なことが多いんです。

で、10月に続き「第2弾タケイファーム・ツアー」へ行ってまいりました。
今回は、冬の代表的な野菜「カブ」「大根」など根菜が主役でした。


“愛真紅(あいしんく)”と“あやめ雪”はカブの品種名です。
愛真紅は、根(厳密に言うと根ではない?)だけではなく茎も葉脈も綺麗な紅色。
しかも美味しいから、すごい!
あやめ雪は、地上に出ている部分がその名の通り「あやめ色」になるカブです。

“紅化粧”は赤大根の品種名。
皮が真っ赤で中が白いので、輪切りにしたときのコントラストが美しい。
“ビタミン大根”という大根は、いわゆる青首大根の緑色の部分がとても多いような外見。
青首と決定的に違うのは、皮が緑の部分は中も鮮やかな緑なのです。
その部分を味わうと、大根とは思えないような甘さが口に広がった後に、
しっかり大根の味も残るんです。
そして、一番びっくりの大根は“紅芯大根(こうしんだいこん)”です。
形は小さい聖護院大根という感じで、皮は緑から白へのグラデーション。
なのに、中は紅色…不思議ふしぎな大根です。よーく見ると、中の赤さが皮に出てます。

“スティックセニョール”は、花序の部分が球形に集まらないスマートなブロッコリー。
“アンデスレッド”は、濃い赤のじゃがいもです。

どの名まえも「言い得て妙」ですよね~。
人と人が名まえを知ると近しくなるのと同じで、
野菜も名まえを知ると身近になって、「カブ」とか「大根」って一括りで言えないような気がします。
今日出会った野菜たちをお店で見かけたら、「こんにちは」って言っちゃいそう…